2014年を振り返って:目的を実現するために、必要なことを行う
今年2014年を振り返ってみると、とくに印象が残っていることは、サッカーワールドカップブラジル大会です。
いろいろな選手や国が活躍するなど楽しむことができました。
なかでも、印象に残ったこと。それは、日本代表です。
優勝を目標に掲げている選手もいましたが、結局、予選で1勝もできずに敗退でした。
結果がすべてと言われるようなスポーツの世界です。まったく通用しなかった。このことがすべてなのかもしれません。
ただ、わたしが気になったのは、「自分たちのスタイル」ということです。
自分たちのスタイルややり方をすれば、通用する、勝てる。開催前も開催中も、そんなような言葉が出てきていたよう気がします。
しかし、通用しなかった。
ワールドカップでは、目的や目標は、勝つことです。
スタイルを披露することではないでしょう。勝てば、スタイルがどうであろうと、関係はありません。
もちろん、華麗で格好いい、そんなスタイルで勝てることが理想でしょう。圧倒するサッカーやきれいなサッカー。
そういうもので勝てれば、理想ですし、すごいです。最終的に目指すところはそこにある。
ただ、現実的に考えてみると、スタイルにこだわってしまうと、勝てない。だとしたら、こだわる必要があるのは、スタイルではなく、勝つために何ができるか。こういうことでしょう。
方法ではなく、結果にこだわる。成果を出すために、必要なことを行う。
こういうことの大切さを、あらためて知ることができました。
スポーツの世界よりビジネスの世界のほうが、白黒つきにくいという意味では、ビジネスでは、ここまで厳しくはないかもしれません。
しかし、プロという意味では、似たようなところもあるでしょう。
目的を実現するために、必要なことを行う。
2014年に再度認識した、肝に銘じて忘れないようにしたいことです。