怒りという感情をどう扱うと良いか?『「怒り」を整理する技術』
怒りの感情をどうするか?
何か腹が立ったときに、どうするか?
仕事や私生活で、嫌なことやムカついたとき、どうすると良いのか。
そのまま、怒れば良いのかもしれませんが、あとのことを考えると、なかなか怒れないかもしれません。
怒れないことがストレスになってしまうのも、どうでしょう。
「怒り」をどう扱うと良いのか。
なかなかむずかしいことではないでしょうか。
怒りの扱い方を学ぶのに、こちらの一冊が参考になります。
プロカウンセラーが教える「怒り」を整理する技術
怒りをどう扱うと良いかを、ステップにわけて教えてくれています。
一つずつやっていくことで、 怒りの扱い方や、怒りの意味するところ、怒りを別のエネルギーに変えていくことができる考え方などを知ることができます。
そして、さらに、怒りの扱い方だけではなく、感情の扱い方も知ることができます。
怒りの扱い方のステップ
Step1・怒りに気づいて感情のバランスを整える
Step2・自分の考えと感情に気づく
Step3・自分自身の正しさを認める
Step4・満たされていない欲求に気づく
Step5・欲求を満たす行動を起こす
Step6・相手の「判断の枠組み」を理解する
Step7・許し―自分を解き放つ
このようなステップを踏んで、 怒りが意味するところ、そして、その怒りのエネルギーをどうしたら良いかを知ることができます。
怒りも「欲求不満」なのかも
詳しくは、読んで欲しいのですが、怒りも、「欲求不満」の一つと言えるのかもしれません。
怒りの理由にもよるでしょうが、現実と自分の想いとのギャップがあって、それがうまくいかないから、「怒り」という感情や「表現」になる。
だから、欲求不満をどうしたら良いのか?現実と自分との想いのギャップをどうすると良いのか?
そういったことを考えることが、怒りを扱う際にどうしたら良いかを考えることになるのだと思います。
自分の感情を理解しつつ、その感情とどう向き合うか。
ストレスを溜めないで、日々を過ごしていくために知っておくと良いことの一つかもしれません。
怒りは、もちろんですが、「感情」をどう扱うと良いのかを考えたい方に、とても参考になる一冊です。
感情について考えたい。そういう方は、ぜひ読んでみてください。
プロカウンセラーが教える「怒り」を整理する技術