他人のせい、自分以外のせいにすると
自分以外のせいにすると
人のせい、自分以外のせいにすると、自分は悪くないと思えます。
相手が悪い、上司が悪い、部下が悪い、環境が悪い、自分以外のものが悪い。
そうやって考えると、精神的にラク。
自分のせいではないですから。
主導権は、自分以外のものになる
だけれども、主導権は、自分以外のものにあることになります。
他人や自分以外のコトが、その原因なのですから。
それでは、事態を改善させたいとしても、自分以外の人やコトが、変わらなければ、変わらないことになります。
自分が変わると良いと言われるのは、性格を変えろということではなくて、自分以外のせいにして、何もしない、といった考えを変えて、行動を変えるということでしょう。
ラクを取るのか?変えることを取るのか?
自分以外の誰かや何かを、「悪者」にして、自分には責任がないと考えるのは、ラクです。
ですが、それで、事態が改善しないのであれば、その事態を受け入れるか、自分で変えるかしかありません。
ラクを取るのか?変えることを取るのか?
どちらを選ぶかで、その後の行動が変わります。
実際は、自分は悪くなくても
実際は、自分は悪くない。
そういうこともあるでしょうし、自分が悪いこともあるでしょう。
どちらであっても、自分が行うと考えるかどうか、自分に関係があると思えるかどうか。
ここで、選択が変わって、結果も変わってしまうことでしょう。
誰かが悪いと言っているだけで変わるか?
仮に、自分が悪くない、誰かが悪い、環境が悪い、自分以外の何かが悪いと言っているだけで、より良く変わるのであれば、それでも良いと思います。
何もしなくても、良くなるのであれば、それも良いでしょう。
しかし、もしそうでないのであれば、誰かを「悪者」にして、自分は何もしない、ということは、変わらないか、悪くなるということなのではないでしょうか。
「他人に指を差すのではなく、自分に指を差す」などと言われます。
何をしたいのか。他人を批判したいのか、それとも、事態を改善させたいのか。
選択ですね。
「箱」から出る