他人と「比べない」で、自分を把握するのはむずかしい
他人と比べるな、とよく言ったりします。
でも、比べないと、自分のことがわからなかったりする。少なくとも、自分だけの存在を考えて、自分自身をわかるというのは簡単ではありません。
比べるとわかりやすくなる
たいていのものは、比べるとわかりやすくなるというのがあります。
例えば、りんごと梨を比べれば、赤と薄い黄色と、わかりますよね。
梨のほうが水分が多いとか。
違うから、わかる。
他人は気になる
そして、やはり他人のことは気になるものでしょう。
比べるなと言われれば、余計に比べてしまうかもしれません。
そして、比べないにしても、他人に関心を持つというのはありますよね。
比べて落ち込むな
だから、比べて落ち込むな、違っていても落ち込むなというのが良いのでしょうね。
比べる、違いを把握するというのは、自分を知る方法として有用でしょうから。
そして、自分がまだまだだとわかったら、改善するモチベーションにする。そうできると、比べることが、モチベーションにもできますね。まあ、競争ばかりだと疲れてしまうので、ほどほどにすると良いでしょうけれど。
同じ人とばかり付き合っていると
そういう意味で、同じような人とばかり付き合っていると、自分のことがわかっているようでわからなくなるというのはありますね。
違うから、わかる。
だから、自分を知りたいというのであれば、環境を変えてみるというのも一つの方法ですね。
いつもと違う場所に行ってみる。違うことに出会えそうなところに行く。いつもと違うことをする。
そんなことをしてみると、自分の新たな一面も見つけることができるかもしれません。いつもと同じことばかりしていたら、いつもの自分でいられるというのはあるでしょうけれど、まだ見たことがない自分を見つけることはなかなかむずかしいでしょう。
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