「続ける」を、自分を進化させるために考えてみる
継続は力、などと言います。
たしかに、そういう面もあると思います。
ただ、そう単純でもないところもあります。
ということで、少し、「続ける」ということを、考えてみたいと思います。
続けることのメリット
何かを身につけるには、それなりの時間が必要です。
ですから、続けないことには、何事も身につきにくいでしょう。
しかも、身につけることがむずかしいことほど、時間がかかるものだと思います。
英語の勉強や難関資格取得の勉強などには、やはり時間がかかるでしょう。
国家資格などの難関資格は、数千時間の勉強が必要などと言われます。
よく、石の上にも三年と言いますが、一人前になるには、それだけ時間がかかるということです。
そうやって続けることで、身についたことは、たいてい習慣になっていて、なかなか忘れることもありません。
続けることで、身につけたことは、簡単には忘れない。
こういうメリットがありますね。
続けることのデメリット
そう考えると、逆から見てみると、身につけたことは、なかなか変えられないということにもなると言えます。
環境の変化に対応するとしたら、変わる必要が出てきます。
そうなると、不要なことを続けていると、うまくいかないこともあるでしょう。
しかし、習慣になっていると、なかなか変えられない。
続けることは、メリットもありますが、デメリットもあります。
何を続けていくと良いのか、適宜、見なおす必要があるわけです。
単に、継続が力なのではないということです。
改善を継続することが、力。
ここをわかっていないと、単に続けているだけになってしまいます。
現状維持をするにしても、周りは変わっているわけですから、同じことを続けるだけでは、うまくは行かないでしょう。
改善し続ける。
続けるのであれば、同じことを続けるのではなく、改善し続けることが、変化して、成長するには、必要なことだと思います。